プロフィール

“ただ、歌うことしかできなかった。”

数年前、世界が止まったあの春。
誰にも会えず、どこにも行けず、ただ、息をひそめていた日々。
その静けさの中で、たまたま手に取ったアコースティックギター。
何かを埋めるように、何かを叫ぶように、
コードをなぞり、言葉を重ねて——気づけば、歌っていた。

誰かに届くかもわからなかった。
でも、ギター1本と声だけが、僕に残されたすべてだった。

透き通ると言われるこの声が、
誰かの心にまっすぐ届いたとき、
「歌っていてよかった」と、初めて思えた。

今、ようやく伝えたい。
この歌には、あの日の不安も、静けさも、再出発も詰まっている。
あなたにも、きっと重なる瞬間があるはずだから。