最近のライブではほぼ必ず赤いバンダナを頭に巻いている。最初は首に巻いていたが、気づいたときには頭に巻くようになっていた。
赤いバンダナを頭にするのは「熱血」「気合い」などのイメージがあるかも知れないが、僕がライブで頭に巻くのは、もっと他に意味がある。
そもそも、なぜバンダナを巻こうと思ったのか

最初のきっかけは、とあるライブバーで歌っていたとき。
僕はライブでかなり汗をかくタイプで、そのときも汗だくで歌っていたら、その姿を見かねたお店のママが「コウヘイ!これ頭に巻いときな!」と、手渡してくれたのが手拭。
それを頭に巻いてみたところ、汗が顔に垂れてこなくなり、その煩わしさから解放され、より歌うことに集中できるようになった。
以降、そのライブバーでは毎回その手拭を頭に巻いて歌うようになった。
今のようにバンダナを頭に巻き始めたのは、それより少しあとになるが、この経験がきっかけになったのは間違いない。
使っているのは「HAV-A-HANK」

最初は100均で購入したものを使用していたが、
・汗をあまり吸わない
・耐久性が弱い(ライブ後に毎回洗濯機にかけるので)
など、少々問題があった。それで色々と探しているうちに、「HAV-A-HANK」のバンダナにたどり着いた。
※以下「HAV-A-HANK」公式から引用
1947年にアメリカ合衆国サウスカロライナ州で創業されたアメリカ最大のバンダナメーカー『CAROLINA(カロライナ社)』のバンダナレーベルが【HAV-A-HANK(ハバハンク)】。元々は米軍にハンカチを売り出したことがきっかけとなり、現在ではハンカチやバンダナだけでなく、ペット用品等も提供しています。創業70年を超える老舗メーカーが作るバンダナは、アメリカ綿100%でハリのあるしっかりとした生地感や現在でも守り続けている「MADE IN U.S.A.」が魅力です。お洗濯を繰り返すほどに生地の風合いが変化していき、何とも言えない味わい深い風合いが楽しめる人気アイテムです。
でも、結局使うのは赤ばかり

最初は黒のバンダナを使っていたが、1枚しか持っていなかった。だから、ライブが2日間続いたりしたときは、帰ったら急いで洗って乾燥させていたのだが、それなら何枚か持っておく方がいいだろうと思い、同じ黒を複数枚所有することも検討したが、遊び心が働いたのか、気づけば何色か購入していた。(先ほどの写真参考)
でもライブ映像などを見返すうちに一番赤がしっくりきて、結局赤色のバンダナしか使わなくなった。
なぜ、赤だったのか

自分なりに振り返ってみると、白いTシャツや濃紺のデニム、ギターとの相性が良かったこと。顔まわりに赤が入ることで、ステージの遠目からでも分かりやすかったこと。そして何より、今の自分の歌い方やライブでの熱量に、不思議と赤が合っていたのだと思う。
最初は恥ずかしさや迷いもあった

手拭いを巻いていたときも、そのライブバー限定だったし(当時お店で「ラーメン屋のお兄ちゃんみたい」と、言われたりしていたのも良い思い出…笑)、令和のこの時代、頭にバンダナを巻いているシンガーソングライターなんて、自分が知る限りいなかった。
でも、昨年末にデニムのセットアップをステージ衣装にしてから、とても周囲の評判が良かったので、「意外とアメカジ路線が、自分の音楽性と合うのかも知れない…」と思うようになり、その延長でバンダナも取り入れた。
いつの間にか、自分の一部になっていた

「いつも赤いバンダナを頭に巻いているんですか?」
「赤いバンダナがトレードマークなんですか?」
と、ライブの現場などで色んな方から尋ねられることが度々ある。
その際は「そうなんですよ!」と、自然と答えられるくらいには、自分の一部になってきている気がする。
夏の蒸し暑い野外ライブなどでは、バンダナを頭に巻いていないと、汗が気になって歌に集中できないので、自分にとっては実用面でもすでに欠かせない存在だ。
トレードマークは、最初から作るものではないのかもしれない

トレードマークというのは、最初から決めて作るものではなく、何度も使って、時間を重ねるうちに残っていくものなのかもしれない。
僕にとって今残っているのが、この赤いバンダナだった。
この先どうなるかは分からない。
でもしばらくは、こいつを頭に巻いて、色んな街へ歌いに行こう思う。

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